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2006-08

1つの丸い球体に込める想い

 ~皆さんはどのようなレクリエーションをされていますか?~

 玉入れやボール回しなどその種類は多種多様で、私もマンネリに

ならないように常に頭の片隅で、レクリエーションを考えています。

最近では100円ショップに立ち寄っても、食品や家庭用品には見向きもせず、

おもちゃコーナーへ直行してしまうほどです。なわとびや小さな

バランスゲームを購入したりするのですが、それぞれに良さは

あるものの、その度にあのレクリエーションの良さを再認識するのです。

そのレクリエーションは、、、

①いつどこに行くかわからないので、集中が途切れない。

②弾力があるので、少しの力でも参加することができる。

③個人・団体・チーム対抗などのあらゆる状況に対応できる。

などの特長をもっている、、、そうビーチボールバレーです!!

 私にとって魔法ともいえるその球体は、併せもつ偶然性により皆の注目の

的となり、よきせぬ動きは一瞬にしてその場を笑いのるつぼへと変化させて

しまいます。

 ただ、私たちはその偶然性に頼るだけではありません。

プロプロ。。。前傾をとっていただきたい方には、足元の方へボールを

コントロールして投げたり、身体を起こしていただきたい方には、

意図的にふんわりとした高いボールを投げたりします。

まぁ、つまりこれが世にいう遊びリテーションですね。

 人間はとっさに来たものに反応する習性があるため、ボールを

返そうとする目的をもって、身体的そして心理的にも無理なく自然と

運動が出来るわけです。

 広くとらえれば、誰かのミスで輪から外れて転々とするビーチボールを

目で追い、そして取りに行かねば!と思い動くことも人間の本能的目的を

もった運動と言えます。私も、中学生の時、友達の愛犬に追いかけられ、

100mを疾走!小さな体よりもはるかに大きな壁を気づけばよじ登って

いたことがあります、、、まさに生死をかけた、、、

あっ!これは少し、いやかなり違いました。。。

 今日も私は、大型量販店のアウトドアコーナーで、ビーチボールを前に

腕組みをしながら、何かを考えています。

イメージは青い海・青い空・打ち寄せる白い波、、、じゃなくて

10数脚のいすと、ネットの張られたデイサービスのフロアを

思い描きながら、、、まさに職業病です(笑)

琥珀色の飲み物。

お盆休みを皆様いかがお過ごしでしょうか?

近頃、車などを運転していると、歩道で人が倒れているところを

よく見かけます。この暑さ、熱中症なのでしょうか。特に傍らに自転車が倒

れていることが多く、大事故にも繋がるので注意しなくてはなりません。

いつも鍛えているスポーツ選手でも、こればかりは水分摂取以外にカバーで

きないようです。

 私の所属するデイサービスでも、常日頃から水分摂取というものには気を

つかっています。高齢者の方は脱水症状にもなりやすいですし、熱発なども

水分不足からなるものも多く、水分摂取によって熱が下がったりします。

ですので、ご利用者様にはお茶やジュースなど(スポーツドリンク類)をお

出しして、よりおいしく水分を摂取していただけるようにしています。

 そして、おやつの時間にはコーヒーをお出ししています。

意外とご利用者様にはご好評をいただいており、おやつは残されても、

コーヒーはすべて召し上がっていただけることが多いです。皆様のお好みと

して、あまり甘くないものは、薄いと感じられるようですので、適度の甘み

をもたせたものをお出ししています。

 コーヒーについては、そのおいしさ・飲み易さ以外に、香りによるストレ

ス解消、血流促進による低血圧の解消(高血圧の方には血圧を下げる効果が

あるようです。)、そして新陳代謝を促し、そのカフェインの利尿作用によ

り老廃物を体外に出す手助けをしてくれる作用があります。イスラム世界で

は、昔、薬として取り扱われていたという記録もあるようですし、新聞紙面

でその効能が発表され、話題となることが多い飲み物でもあります。なかな

か水分摂取をされない、そしておトイレに行かれることが少ない、高齢者の

方が多いデイサービスでお出しするお飲み物として、最適かもしれません。

さて、そのコーヒー、私の大好物でもあります。

そこで今回は、私の好きなコーヒーのご紹介もしてみたいと思います。本日

の珈琲は、大阪は千日前にあります『丸福珈琲』です。最近はコンビニエン

スストアでカフェオレタイプも見かけますが、私はすでに加糖された、瓶詰

タイプのアイスコーヒーが大好きです。

IMG_0334.JPG

特徴は、、、その濃さです。最初この珈琲を口にした時には、

「なんだこれは~」と思いましたが、本当にこの珈琲は癖になります。

ただ単に濃い苦いだけの珈琲でなく、おいしい濃さなのです。。

ここの珈琲以外のコーヒーは物足りなくなります。また、千日前のお店は、

少し喧騒から離れることができ、お買い物の際にはゆっくりとすることが

できますし、考え事をするにも最適、「喫茶店」という感じの

雰囲気も珈琲のおいしさを引き立てます。(休日には競馬新聞片手の紳士の

姿が、、、頭スッキリ、予想も冴えわたる?)

私はここの珈琲を飲みにいくことを目的の一つとして出かけることが

多いです。今日はお盆でしたが、たくさんのお客様で店内は

いっぱいでした。

 今もその珈琲を飲みながら、副交感神経を刺激し、より良い文章が

書けるように、、、

ん~、残念ながら、そこは個人の才能のようです。

資格と勉強と社会福祉

 思い起こすは3年前、僕は試験会場へと向かうバスに、緊張感

のみをもって乗り込んだことを今でも思い出します。そして、午

前の試験だけで帰路に着こうかと思えるほどの絶望感を味わった

ことも。。。 

今、僕は社会福祉士の資格を取得し、現在のデイサービスに勤務

している。社会福祉士の試験は、

①社会福祉原論②社会保障論③公的扶助論④地域福祉論⑤心理学

⑥社会学⑦法学⑧医学一般⑨老人福祉論⑩障害者福祉論⑪児童福

祉論⑫社会福祉援助技術⑬介護概論、

という相談援助のお仕事をするうえで必要とされるであろう知識

を、13科目の試験で問う試験となっている。

 社会福祉士になるためには、受験資格取得の道は様々あれど、

国家試験受験せずしての資格取得は不可能となっている。そのた

め、受験勉強のようなものは避けて通ることはできず、、、僕の

場合はテキストを読み込んで、その後、過去問・予想問題をひた

すら解く!解く!解く!という、「インプット4割アウトプット6

割」くらいの学習をし、合格することができた。

 ここで、今回のブログの本題。受験勉強だから、各科目のこと

を深く考える余裕はほとんどなかった・・・というわけでもなか

った。というのも、勉強をしていて生活とリンクして「わかる」

そして「考えさせられる」科目があったからです。

そう、それが「社会学」。そしてその生活とは小津監督の映画

「東京物語」での生活。
 
 老夫婦が東京の息子を訪ねて上京するという、日常を淡々と描

いている映画ではあるが、それにも関わらず、これほどまでに引

き込まれるのはさすが小津監督作品といえる。その後の日本が歩

む、産業化を原因とする核家族化、それに伴う家族内自助の低下

・女性の社会進出・少子化などの社会変動。そしてモラルの低下

などの、日本の生活を的確に捉えており、社会福祉の分野で学ぶ

べき社会学を、映画を通して感じることができる。

 実は僕はこの作品で涙した。というのも、良き時代の日本の終

わりの瞬間を目にし、小津監督という天使からの警鐘をすでに長

年受け取りながら、その警鐘を楽観視しすぎているのではないか

と感じたからである。

 だからといって憂いのみをもって、その映画・時代の流れを

受け止めたというわけではない。社会福祉士と社会学と小津作品。

それらは憂いだけではなく、僕に誇りと担うべき役割を教えて

くれた。

だから社会福祉士の活躍のフィールドは広く、そして深い。

ある遠い国のコトバ

 以前、目にした新聞記事の中で、忘れられない言葉がある。

バングラディシュの格言で、うる憶えではあるが、書き綴ってみる。

「わたしが生まれた時、わたしは泣くけど、みんなはしあわせ。わたしが亡

くなるとき、みんなは泣くけど、わたしは幸せ」

人は、皆に望まれながら生まれ、人は、惜しまれながらも自身は幸せの中で

旅立つということだろうか。死生観のお話である。

しかし、残念ながら、この世の中、望まれずして生まれる子供も多い。

そして、皆が幸せの中、旅立つということも難しいのかもしれない。

 私のお仕事の話になりますが、私の所属するデイサービスでは、「いかに

その日を楽しんで過ごしていただけるか」が大前提、且つ目標でもあり、私

の個人的な毎日の目標でもあります。様々な悩みや制限のある中で、余生を

いかに楽しんでいただけるかだと思います。その中で楽しんでいただけてい

るかなぁ、、、と感じられる瞬間、それは「笑う」瞬間です。「笑う」とい

う表現を用いたのは、ご利用者様が「笑う」、そしてスタッフも「笑う」瞬

間だからです。その瞬間は本当に素敵で、私だけでしょうか、なにか温かい

ものが遠くからでも押し寄せてくる感覚があります。

デイサービスのご利用者様の大半はご高齢です。急に入院され、「もしかし

たら余命僅かかもしれません。。。」と聞かされ、面会に行くことがありま

す。その時、ご家族様から、「またデイサービスに行くと頑張っていま

す。」とお話いただくと、『また一緒に笑いましょう』と心に誓いながら、

病院を後にします。

今日もそのご利用者様の笑い声がデイサービスフロアから聴こえてきます。

「みんなが笑うとき、みんなが幸せ」

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