爆発してます。何が?カンバッジ、じゃなかったインフルエンザ。カンバッジはおかげさまで完売しました。サンキュウ!
ここ2週間ばかりインフルエンザ大爆発で、風邪らしき症状で来る人の7割はインフルエンザ(9割はA型)です。高い熱、関節痛、強度の倦怠感という典型的なやつでなく、何となく微熱が続くとか、ちょっと鼻風邪っぽい、とかいう人に検査するとバンバンA型がでる。お気をつけあそばせ。
インフルエンザも含むけど、いわゆる風邪について少し勉強(ありふれた風邪についての学術的なペーパーはほとんど無いのだ。大概勝手に治るから)。
①予防法は手洗いに尽きる。感染はいたるところにいる風邪ウイルスが手について、顔を触ることで鼻や目から感染する。人は1時間で約16回顔を触る。ウイルスはプラスチックやステンレスのような硬いツルツルした表面でかなり長く(数日から2週間ほど)生き長らえる。今君の周りはウイルスだらけだよ。
②洗うのは石鹸で十分。殺菌作用はないが手から剥がれやすくなる。しつこいほど擦るほうがいいが傷をつけてはいけない。アルコール消毒もいい。アルコールは風邪で多いライノウイルスより、インフルエンザの方により有効。
③うがいはすでに手遅れだが、塩水でうがいすると浸透圧の関係で扁桃の浮腫が取れて痛みがましになるそうである。高血圧の人はだめね。
④くしゃみや咳をすると、風邪ウイルスはその周り1m内に落ち、その後接触感染となるわけだ。インフルエンザは1mは飛ぶ。飛沫感染ね。
⑤風邪の主たる感染源は「子供」!である。子供のいるところから始まる。
⑥風邪にひきやすい人は確かにいて、遺伝子多型の問題も指摘されているようだ。ある種のウイルスに感染しやすいタイプというわけである。インフルエンザ脳症の発症も遺伝子の関連が指摘されている。
⑦加湿すると鼻粘膜が傷つきにくく、ウイルスにやられにくい。寒い所に住む人はそのため乾燥しないように鼻が高く鼻の穴が下を向いているが、暑いところの住民はあまり問題じゃないので鼻が低く上を向いている(風があたって乾燥しやすいわけだ)という説がある。面白いけど本当かどうかわからない。
もし僕があなたに向かって「風邪をひきやすいタイプでしょう?」と言ったとしたら、それはあなたの鼻が・・・・

