ある医者の友人と話をする。
昔、頭より肉体が大事とされた(1次産業の時代だ)。身体を使って汗水流して働く時代。やがてそれは情報産業の時代となり、いかに早く大量の情報を得、それを使うかが重視された。頭の時代。
現代も勿論そうであるのだが、PCの発達は情報を得るということが誰でも出来る簡単なことになってしまった。それとともに知的情報社会で有用とされる能力も変化していく。むかし体力を誇った人があまり必要でなくなったように、コンピューターで出来ること以上のことが出来ないと仕事がなくなる時代が来る可能性が高い。
どういう人間が必要か?
これからはむしろ身体性の時代。体力、身体能力の優秀さが再び必要となるのではないか。体力あってこその知力。知力を伴う体力。2つは相乗効果を持つ。しかもコミュニケーション能力が伴う場合が多い。こういうやつでないと乗り切れない時代ではないか。それに加えて大事なのは精神性の高さだ・・・という話をする。
僕が最近読んだ数冊の本も揃って同じようなことを言っているのに驚く。身体性の復権。外来で時々診る最近の若い人は驚異的に体力の無いときがある。日本史はじまって以来の虚弱さという説もある。みんな優しいけどね。
病気にならないというより積極的に体力つくりをする。そのために時間をとること。このことはもっと真剣に考えないといかんのでは?とそぼ降る雨の日、湿気立ち込める部屋でボンヤリ考える。

