僕のメールボックスには医学関係ニュースが入ってきますが、次の内容を見てびっくり。
11月11日(水)の行政刷新会議事業仕分け作業の結果、一般用薬類似医薬品
(OTC類似薬)(漢方・ビタミン・湿布薬・うがい薬)を保険給付からはずすという財務省案にワーキング・グループ15名のうち11名が賛成しました。
全然知らんぞ、そんなこと。漢方薬は日常的に有効な医薬品として臨床に使われています。医学関係者にはビックリするような荒っぽい結論ですがみんな知っているのでしょうか?ビタミンだって治療に不可欠な病態があります。どういう訳かこんな大事なことが全く報道されず(うーん、裏がある感じ、ありあり)、報道したのは薬事日報という薬剤師さんが対象の新聞だけでした。
【ツムラ・芳井社長】漢方薬の“保険外し”に反発‐「事業仕分け」の結論を一蹴
ツムラの芳井順一社長は12日、都内で開いた中間決算説明会で、内閣府の行政刷新会議が実施した「事業仕分け」を受け、漢方薬等の市販品類似薬を保険適用外とする方向性で結論が下されたことに関し、「漢方医学の現状を知らない人たちの議論。なぜこういうことになるのか分からない」と強く反発。民主党のマニフェストで、漢方医学を取り上げている矛盾を指摘し、「明らかにマニフェストと違う方針であり、漢方医学を知らない人だけの議論で、保険適用外の話が進められるはずがない」と一蹴した。 薬事日報(2009年11月13日)
この記事はまだまだ続くのですが、漢方薬は日本中のほとんどの大学病院で採用されており、病態によってはファースト・チョイスに近いものもあります。非常に無謀で、こんな調子では他の仕分けでも大事なことが落とされているのではないかと不安になるね。特に問題なのは、おそらくこの決定は覆るだろうという理由のひとつに、「参院選を控え漢方を常用することの多い高齢者の反発を招きかねないため」とあり、まったくオイオイです。
自民党敗戦の時、あきれたのは、「この人が党の代表では選挙に負ける」というのが議員さんの主たる気持ちであり、この人では日本国民が幸せになれないという視点が全く無かったことでした。国民じゃなく自分が大事。選挙が大事。民主党もそうなのかな。期待してるんですけどね。
マスコミの偏向には何も言うことなし。事実がきちんと報道されるということは極めてまれで、常に何らかの操作が加わっているという印象があります。悲しいなぁ。
(常に隠されている)真実はどこに?
うーん

