雨だー。朝から暗いぞ。こんな時は好きな音楽のことを書こう。
僕は「ながら」が出来ないタイプだと思っていた。しかし最近気がついたのは、単純な事務仕事を自宅でやらなければならない時、好きな音楽を聴くことは取っ掛かりに勢いをつける。で、よく聴きながらやっている。慣れると無いと淋しくなってくる。
で、最近再発見したCDは、カッコよすぎるキップ・ハンラハンの「アラビアンナイト:A Thousand Nights and a Night (Shadow Night 1&2)」です。
キップ・ハンラハンは曲を作りプロデューサーでもあるが楽器はしない。時々パーカッションで加わるくらいだ。何故僕が彼のCDを聴いたのかきっかけを覚えていない。だがそのどクールな色気のある音(ジャズに数滴ロックをたらす)は、完全に僕の嗜好のど真ん中だったのでした。
彼の代表作は「アラビアンナイト」というのを知り、ネットで見つけたときの喜び、それは実際に聴いたときの喜びを上回っていた。彼のアルバムはねー、実のところ、よすぎる!猫にマタタビだ!状態になる数曲以外は結構退屈だったりするので印象に残る割りにあんまり聴き返さないのでした。なんだっ、スイマセン。記録に残るより記憶に残る選手という感じね。
で、久々になんとなくながらで聴き返してみたのですが、いやー、よかったです。少し退屈なところは聴き流しで作業がすすむし、間歇的に流れるあまりにカッコいい音には聴き入ってしまう、全体の流れにメリハリがつくのですね。
なんだ、BGM用かい!いやいやそうじゃありません。最近何回も繰り返して聴いているのですが、そこに含まれている音は、やはり凡百の音楽とは違う個性です。そしてそれは、少なくとも僕にとっては精神のかなり深いところで共振するのです。僕のための音楽という気がします。
キップ・ハンラハンの音楽を好きでいる限り、みじめな老人にはならない気がする。聴いていると老けない音楽です。でも万人には効きませんね、きっと。
今はアル中の太ったおっさんです。
僕とほほ同世代、1つ上かな。
「ニューヨークの裏番長」という話もありますが多分ウソでしょう。

