手段と目的を取り違える。
よく起こる。「金を儲けることが悪いんですか?」とライブドアの堀江社長は言ったが、金を儲けることは手段であって目的ではない。その金をどう使うか、何に使うかということがポイントなんだと思う。
抗加齢医学は健康長寿を目指す。しからば長生きが目的なのか?これも違う。健康で長生きすることは単なる手段である。そうすることで何がしたいのか?その目的を明確にしたほうがいい、難しいけど。
外来の患者さんに「いい調子です、これだと100歳まで楽勝ですよ!」と、言うと、ほとんどの方が「えー、もういいです」「お迎えを待ってますんで」「子供に迷惑がかかる」と答えられる。本音かどうかは分らないけど、まぁそんなことは言わないで。「まぁ嬉しい!」とおっしゃったのは、記憶にある限り3名くらいか。
ポジティブな答えの方は、明らかに生活に楽しみを持っておられた。楽しみを持つと、目的があると、その生活を長くつづけたくなる。病気を恐れながら時間を空費しているのとは違う時間の明るさがあった。
加齢、老化の研究はすごい勢いで進んでいる。すでに現在において、50年前と比べて10年は実年齢の比較で若くなっている。不老不死は不可能でも、かなりの高齢まで中年の精神身体能力、外観を保つくらいは多分そんなに遠くない未来に可能だろう。あなたがその気にさえなれば100歳までの人生設計を立てることは夢ではない。
選べば好きなだけ長生きできる時代が来るのである。
生活することを楽しもう、やりたい目標を持とう。大層なものじゃなくて、生活の些細なことでも力になるのだ。
そしてそれはできるだけ早く取り掛かろう。皆さんもご存知のように100歳でもあっという間に過ぎてしまうのだから。
Day dream ?

