Archive for the ‘日記’ Category
ムーア軍団
土曜日は上半期の報告会をした。
午後6時から、外来、鍼灸院、3つのデイサービス、ケアプランセンター、訪問リハビリの各セクションから、今までの目標(内容や営業的なものも含めて)達成率、今後の目標に対してプレゼンをしてもらう。事務長から介護領域の具体的な経営状況(うーん…)のわかりやすい報告。介護部長の「ふわり」君は、現状、これからについて45分間熱弁をふるう。
僕は事前の打ち合わせから考えて、介護に携わっている皆さんに覚えていただきたいことを3つ話す。
①プロなんだから、私的な感情は仕事場に持ち込まない。
②自分のセクションのことだけをするのではなく、他の部署にも協力を惜しまないこと。
③見かけを大いに意識してほしい。服装、部屋の片づけ、それは中身を反映する。
うちのスタッフは本当にいい子が多い。ポテンシャルは素晴らしい。だから目標は「全国区」だよ、「全国区」!と言う。
目標は高いが全く無理だとは思ってないんだなぁ。3つは基本だが、戦略的な目標(素晴らしいソフト)はまた別にある。
上の写真はアニー・リボヴィッツ氏の写真集から僕が撮った1番好きな写真。マイケル・ムーア氏とその手下達である(上部が切れちゃってるが)。見よ!この面構え!
こういう集団が理想なんだ。
ハウス
2日前は真夏だった。
僕は久しぶりに夏草の上を走り回っていたのだが正直ちょっとばてた。2リットルは水分を取った気がする。「暑すぎる…地獄だ!何かがおかしい」「・・・といっても大体こんな日に外に出て遊んでいるほうがおかしいけどね」「・・・確かに」
しかし今日は風に秋のにおいが混じっている。
午後の外来が早く終わる日だったので、午後7時前にオープンにして阪神高速にのる。陽のあるうちにオープンは珍しいので湾岸線をチョイスして帰ることにする。西に向かえば夕焼けが美しい。最近やたら夕焼けが美しい。世界が終わるみたいだ。
夕陽を眺めていたらこんな風に夕焼けの印象的な映画があったのを思い出した。
「ハウス」です。
大林宣彦監督のデビュー作。家が7人の少女を食べてしまうという、ホラーのようなコメディのようなアイドル映画のような。つまらない日本映画しか知らなかった僕はこのあまりの新鮮な感覚に衝撃を受けたのだ。場末の映画館も探して3回は見た。DVDがなかった頃は、気に入った映画はわざわざ上映館を探してはるばる見に行ったのだ。
ちなみに僕の人生を変えた映画、ルルーシュ監督の「男と女」は5回くらい見ている。僕がこんな風になってしまったのはこの映画のせいです。僕が悪いんじゃありません。「ハウス」も 今の僕の形成に数%は影響を与えている。
池上季実子、大場久美子、神保美喜とかいう、僕と同世代の人ならわかる、おおっ!というラインナップ、それ以外にも豪華キャストがシークレットで出ていてそういうのも新鮮だった。池上季実子さんは僕の大学のクラブの後輩の男の子を初恋の人として指名してワイドショーから連絡が来たこともあって、一時個人的に非常に親しみを感じていた。全く関係ないけど。
「ハウス」なんて覚えてるのは僕だけか?そんなわけがないと思っていたらやはりいました、マニアが。いまだに「ハウス」のマニアのHPがあった。しかも驚くことに、この33年前に作られた映画が昨年から北米を巡業しているらしい。外国映画を配給してる老舗のアメリカの配給会社が配給を決めたとのこと。
おお神はいるのである。何も知らないでアメリカに行って、「ハウス」を映画館でやっているのを見たらちょっと衝撃だな。人生にはこういうことが起こり得るのだ。捨てたものじゃない。
エンドレス・サマー
いやー、暑い!!
今日はいったいなんなん!?と毒づきたくなるくらい暑かったですね。患者さんが「今年はクリスマスまで暑いらしい。サンタクロースも海パンで来るらしい」とあまり面白くない冗談を言っていましたが、9月いっぱいは本当に暑いみたいだ。朝は確実に秋の気配がしているんですが。
僕は夏が好きで、仕事がなけりゃ別にこんな日々が1年中続いてもいっぱい遊ぶことあるじゃんと全然平気なのですが、片づけなくてはならない仕事も山ほどあるし、まぁ少し涼しくなっていただいて仕事しやすくなってもらおう。
この前身体を鍛えることの重要性を書いたのですが、それから毎日20分ほどですけどトレーニングに時間をさくことが一応継続できています。ノートに記録までしているのだ。基本はゴロゴロマシーンとプッシュアップ、スクワット、それと時間がとれればプリシジョン・トレーニングです。
体重も10日で1.5㎏減少とまあまあだな。今回は続きそうです。なにしろ変わっていく実感があるので。やらないと不安になる。何もやる気がしないとき、身体を動かすのが僕の場合一番有効なスイッチの入れ方というのも判ってきました。このまま死ぬまでなんかの形で続けたいです。
夏も終わっちゃてる感じだけどねー。
Working with John and Yoko
診察室の模様替えをしました。電子カルテをうまく使うためにスタッフの座る位置とか机の配置を変えたのですが、かなり違う感じになって入ってくる患者さんがみんな「おっ!」という反応をされます。
ここ1か月ほど外来チーフのジェット・O嬢(やることが速いから)の発案でチョコチョコ変えていたのですが、やっと落ち着いた感じがします・・・と言うと彼女が不満顔をしそうですが。
壁の絵も変えたのですが、遂に!ジョン・レノン作の版画が登場しました。もちろんレプリカですが、もう20年近く前にアメリカで買ったものです。Two is one がタイトルで、ジョンとヨーコの顔が一筆書きで書かれてあります。
ジョンの声は本当に神の声ですね。高校生の時に「ジョンの魂」のmather、鐘の響きに続いてジョンの声が聴こえてきたときの衝撃はよく覚えています。
彼が暗殺された時、報道でそれを知った母親が僕に「死んじゃったんだって。すごいショック」と言った時の居間の様子とかもよく覚えています。窓から冬の暖かい陽が射し込んでいたなぁ。
ジョンは間違いなく僕の心のロック・ジャイアントの一人であり、一緒に仕事ができるのは大変嬉しい。何かが変わりそうな気がします。
結構でかいです。
午睡の誘惑
久しぶりに長々と昼寝をしました。
僕は診察のある時でもお昼休みには寸暇を惜しんで仕事じゃなく昼寝をします。数十分のソファーでの昏睡状態が午後診を何とかもたしてくれる。夜より圧倒的に寝つきがいい(間違いなく1分以内)です。
どうもお昼の光とか、漏れ聞こえる鳥のさえずりなんかがいい気がする。シーンとしているより、ちょっとしたざわめきや光があるほうが安心するのでしょうか。一時アン・バートンのバラードなんかをちょっとかけると、快感ホルモンがはっきりと分泌されているのが判るくらいいい気分で眠れました。半年分くらいは若返った気がします。午睡は認知症の予防に効果ありというのも証明された事実ですが、気持ちのいいことはほぼ全部老化を止めると思います。
今日も明るい夏の光が溢れている中、風に吹かれて昼寝をする。遊びに行くばかりが夏の過ごし方じゃないな。
A super-hot summer もあと少し
辛坊実くん、決定!
もう立秋です。
なんとなく朝の風が秋っぽいなぁと鋭い僕の感性はキャッチしていたのですが・・もう終わりなのか・・・早すぎるぜ・・・・。日本の夏は7月の最終週からまけて8月の第2週までの3週間だ。仕事してる場合やないでっ!と思いながらも仕事だけで終わる日々。
ブログを書く時間もなかったのです。少し振り返ると・・・
①神戸の某施設の見学に行ったのですが、それだけのつもりがそこの理事長、施設長の先生(お二人とも大変お偉い方です)のお誘いで神戸北野の普通では入れないクラブのレストランに行くことになってしまいました。
僕はクマがおちんちんを出して走っている柄のTシャツを着ていたので、危険個所を手でおさえながらお話ししました。楊さん、本当にどうもありがとね!
②仲良くしていたMRのT君の結婚式に出席しました。
彼は受け狙い満載で、挨拶の時に「ではちょっと準備があるので」と言って公衆の面前で「ウコンの力」を一気飲みするやら、お色直しの花嫁を待ち受ける姿が羽織袴にサングラスだったりと頑張ってました。最後の挨拶もぶっとばしていたのですが、彼の顔を見つめる花嫁の顔が一瞬真剣に怒っていたのを僕は見も逃がしませんでした(みんなわかってたって)。
でも本当にいい結婚式、いい披露宴でした。人徳です。T君、お幸せに!
③ジャーン!!ついに当院の禁煙キャラクターの名前が決定しました!
「辛坊実」です!し・ん・ぼ・う・みー・のー・るっ!ほんまかい!
とつっこみを入れたくなりますが希望の意味も込め、外来スタッフの協議で決定しました。命名者のYさん、おめでとうございます。この言葉を胸に(実際に辛坊実と書いたバッジを胸につけて診療している)頑張りたいと思います。
命名コンテストに参加いただいた数十名のみなさん、本当に有難うございました。
喜びの(そうでもないか)Yご夫妻と辛抱実(ってない)君
で今日は院内の納涼会です。④抗加齢ドックを受診された方が典型的副腎疲労(adrenal fatigue)だったという医学的に興味ある話はまた今度にします。
夏は過ぎ去る。「夏は単なる季節ではない。それは心の状態なのだ」という片岡義男氏の名言を心の中で繰り返す。
孤独の太陽
2、3日前、ごそごそとCDをしまってある棚をかき回していたら桑田佳祐氏の「孤独の太陽」が出てきた。
おおっ!こんなとこにあったんか!捜してたんだよー、と思わず頬が緩む。これは彼のセカンド・ソロアルバムで、ここから「真夜中のDandy」がヒットした。長渕剛氏をからかった曲も話題になったな。サザンではあまり聞けない、そんなこと考えてたんか、というような歌詞が続く、いわゆる骨太な本音っぽいアルバムです。出た当時から好きで、全然飽きない。
しばらくヘビーローテイションしていたのですが、昨日、彼が食道癌というニュースを聞いて軽くショックを受ける。
ロックミュージシャンは破滅型が典型的だが、実は息の長いミュージシャンはかなりクレバーに計画的に生きている。ストーンズのキース・リチャーズは破滅型だが(例外的に長生きですが)、ミックは絶対あいつはベッドの上で安らかに死ぬと言われている人で、ちゃんとジョギングを続け、ドックも受け、ナイトの称号をもらい、子供をパブリックスクールに入れている。
文学者も破滅型と昔からのイメージがあるが、村上春樹氏はフルマラソンを20回以上走り、ウルトラマラソンやトライアスロンも経験している。彼は文学をやり続けるためには頑強な肉体が絶対に必要であると述べている。
もちろん好き嫌いはあるけどさ、心の底から破滅型でそこからデーモンを生み出す芸術家ばかりとは限らない。むしろ村上氏の言うように、頑強で健全な肉体と精神がバックになければ、破壊的なアートの世界とは長く付き合えないという気がします。
桑田佳祐氏はミック・ジャガー・タイプで、50になってからジョギングを始めたり、すごく健康に気をつけているという話を聞いたことがある。今回、ごく早期で癌が見つかったのも、そういう心がけの賜物だ。それでこそ長くみんなの心に届く歌を作り続けることが出来るのだ。彼はそう思って努力していた。神様もぜひその心がけに応えてほしいものです。桑田佳祐氏の新しい歌が聴けない世界はあまりにも寂しい。そう思わない?
今こそ聴こう。
若い写真
昼休みに以前製作したパワーポイントをPCのファイルの中で捜していたら、昔の写真が何枚か出てきた。
昔も、そして今も付き合いが続いている友人たちの写真。いろいろな場でいろんな時間に。彼、彼女たちはすでに十分大人だったのだが、まるで子供のように無邪気に見える。細胞が、表情が若い、邪気が無い。やだなー、切なくなる。
勿論僕自身も写っているのだが、自分自身より他人に表われた時間の落差に胸をつかれる。これは僕自身を客観的に眺める時間というのはそんなに無いので、今の自分の外観をちゃんと認識していないせいだろう。現時点で写真をとって較べたりするとそのまま失神するに違いないと思われる。
しかしな、つまんなくないか?
年をとることは何かをどんどん失っていくことであろうか?それは寂しいじゃないの。
外観は認めよう、しかしそれに変わるサムシングを身につけてないと年取った甲斐ないじゃないか。単に古びたのではなく、アンティックや古いワインや洋館のような、歴史の長い時間でしか作れない貴重なもの。それは知恵? ハート?・・・ううむ。
ぼんやりしていると、いつのまにか外は真夏の陽が射している。
何も考えず「夏やなぁ」とつぶやくと、「そうですよ。先生も急いで遊びに行かないと」とスイートなNナースの声が聞こえた。笑っている。
そのとおり。その貴重なものは何かわからないが、夏の陽が射せば外に遊びにいっちゃうような自由な気持ち、自由な時間がないとそんなものは出来てこないぞと思った。時間はあまり無いのである。
真ん中のおじいさんはビル・ワイマン、じゃなくてマーティン・スコセッシ。
シャイン・ザ・ライト!ね。
本田君の祈り
ああ、気が抜けた・・・。今日は睡眠不足かつ腑抜けのようになっておられた方が日本中にあふれていたかと思います。
PKは仕方ないよ。あれだけボールを支配されていても持ちこたえていた日本代表には本当にちょっとグッとくるものがありましたね。円陣を組む、みんなでやろうという気持ちには涙腺を刺激するものがあります。
昨日僕が一番印象に残った画面は、PK戦の前に目を閉じ、両手を顔の前にあわせて祈っていた本田選手でした。
文句を言っていたのでも自分を鼓舞していたのでもない、間違いなく祈りの言葉を呟いていたように感じます。他の誰でもない、彼がそうしていたことに胸を突かれました。
本田選手やヒデ、野球だとイチロー選手がそうですが、傑出した人はなにか他から浮いてしまう。孤独というか隔絶した感が漂います。彼らの行動の指針が他の人と違う言語で書かれている。違う座標軸で動いているように感じてしまうのです。彼らが必ずしも世間一般の俗なことに興味がないというのではなく(おしゃれとかうるさいし)、その自分の生きる仕事の世界に於いて俗的な基準から外れている。
それは目標の高さ、普通だとそこまでせんでいいやんという、いわゆる落としどころを軽々と超えている点かと思います。そして誰が目標とかライバルとかいうんじゃなく、自分が決めた基準がその対象であると。
本田君の祈りはその基準に近づくための心からの気持ちだったのだろう。
厳しく寂しい道かもしれないし、すごい充実したゴージャスな世界かもしれない。感じ方ですね。全く俗なレベルから逸脱できない僕としては、彼らのことを考えて少しでも近づきたい(おこがましいな、こりゃ)と思います。
今日から睡眠不足の人がサッカーファンだ!
ゴロゴロマシーン
筋肉トレーニングもいいけれど、ムキムキに見せるための表在筋よりも、腹筋や背筋、いわゆる深部筋を鍛える方が根本的に大事です。
深部筋は建築物で言えば土台であり屋台骨である骨盤と背骨を支える役割があり、歩行や姿勢に大きく関係します。しかし深部筋を鍛えるのは結構難しいのだなぁ。特に背筋はいい方法が少ない気がします。
で、そんな悩みを持つあなたにお勧め、最近のお気に入りです。こいつ。結構安っぽいのでローマ戦士の武器風な感じで撮りました。
なんていうのかねぇ、「深部筋養成ゴロゴロマシーン」です。映画にもなったキムタクが検事に扮した傑作TVシリーズ「ヒーロー」というのがありましたが(こいつはほんとに傑作!)、そこで通販マニアの彼がこれを購入してやっているシーンを覚えています。まさか自分がやることになるとは思わなかった。
800円ちょっとだったのでなんとなくやる気になって購入しちゃったのですが(何でそう思ったのかよく覚えていない)、こいつはかなりいいよ。膝をついてマシーンを両手に持ち、床につけて屈伸運動を行うのですが、まあ最初は5回も出来ない。
その日はなんと単に下を向いたときに腹筋がつるという涙が出るような悲惨なアクシデントも発生したのですが、ふっふっふっ、今やここを意識して鍛えるかとか、腕の屈伸も入れてとか、自分でバリエーションをつけることも出来るようになってきた。どこを意識するかで鍛える場所を変えられる。まぁえらそうなことをいっても一時に出来るのは15回くらいが限度だが、それで十分。トータルが問題だよ。
で、なんとなく時間があったらゴロゴロやってます。歩き方も少し変わった気がする(僕は何でも割りと即効性なのです、素直なので)、これは確か。いかにこれからも生活に組み入れていくか、それが大事だな。気になる人は貸したげるよ。ご遠慮なく。しかし最初に5回はクリアーしないとダメね。











