Archive for the ‘面白い知識’ Category
ゴロゴロマシーン
筋肉トレーニングもいいけれど、ムキムキに見せるための表在筋よりも、腹筋や背筋、いわゆる深部筋を鍛える方が根本的に大事です。
深部筋は建築物で言えば土台であり屋台骨である骨盤と背骨を支える役割があり、歩行や姿勢に大きく関係します。しかし深部筋を鍛えるのは結構難しいのだなぁ。特に背筋はいい方法が少ない気がします。
で、そんな悩みを持つあなたにお勧め、最近のお気に入りです。こいつ。結構安っぽいのでローマ戦士の武器風な感じで撮りました。
なんていうのかねぇ、「深部筋養成ゴロゴロマシーン」です。映画にもなったキムタクが検事に扮した傑作TVシリーズ「ヒーロー」というのがありましたが(こいつはほんとに傑作!)、そこで通販マニアの彼がこれを購入してやっているシーンを覚えています。まさか自分がやることになるとは思わなかった。
800円ちょっとだったのでなんとなくやる気になって購入しちゃったのですが(何でそう思ったのかよく覚えていない)、こいつはかなりいいよ。膝をついてマシーンを両手に持ち、床につけて屈伸運動を行うのですが、まあ最初は5回も出来ない。
その日はなんと単に下を向いたときに腹筋がつるという涙が出るような悲惨なアクシデントも発生したのですが、ふっふっふっ、今やここを意識して鍛えるかとか、腕の屈伸も入れてとか、自分でバリエーションをつけることも出来るようになってきた。どこを意識するかで鍛える場所を変えられる。まぁえらそうなことをいっても一時に出来るのは15回くらいが限度だが、それで十分。トータルが問題だよ。
で、なんとなく時間があったらゴロゴロやってます。歩き方も少し変わった気がする(僕は何でも割りと即効性なのです、素直なので)、これは確か。いかにこれからも生活に組み入れていくか、それが大事だな。気になる人は貸したげるよ。ご遠慮なく。しかし最初に5回はクリアーしないとダメね。
お金を使わず暮らす
「1銭も使わず1年間」の見出し。Aeraの2月15日号を見ていたら目に付いた。
イギリスのマーク・ボイル氏。ガンジーの伝記映画を見てから貧困や環境破壊の問題に目覚め、有機野菜を作る会社に就職したがなにか違う感じがし、自分に何が出来るか考えた末に1年間お金を一切使わず生活することを思いついた。お金、貨幣経済が諸悪の根源であるということだ。
キャンピングカーに住んで有機野菜農場で週3日働く代わりに間借りさせてもらう。ソーラー発電で食事は自給自足(ベジタリアンで野菜のみ)。肥料は自分の排泄物を肥料に変えるコンポストトイレで調達。調理は手作りの竈で調味料は農場で取れるハーブのみ。水は湧き水。歯磨きや石鹸も手作り。衣類は不用品交換会を主催(「世界は服に溢れている。人類は明日服の生産を止めても10年や20年は着るものに困らないよ」)。
1年経った感想は、こんなに穏やかで満ち足りた暮らしはない、もうお金のある生活には戻りたくないし戻らないと思う、とのこと。
学んだことは①本当の安全はお金でなく友達やコミュニティーだ、貨幣価値がゼロになっても友達や家族の価値は代わらない ②お金無しで暮らすとどんな作業にも膨大な時間がかかる、だそうである。ちょとやってみたい気がする。短期間だと不可能で、やはり1年間位はいるだろうなぁ。
彼の言葉でちょっと面白かったのが、「1週間誰とも喋らないで沈黙を楽しむ」とか「1週間どんな小さなことでも嘘をつかず、でも人を傷つけないように暮らしてみる」とかのミニプロジェクトをこしらえて生活に彩りを与えているというやつ。この1週間単位のみのプロジェクト、面白くない?「この1週間は絶対怒らない」とか「この1週間全部あわせて(食費、通勤費とか)3000円で生活してみる」とかね。何かをするという感じより、しないというマイナスの行為のほうがいいな。いや、プラスでもいいか。「この1週間、毎日5つゴミを拾う」「1週間、毎日詩を1つ創る」とかね。間違いなく変化が起きると思う。やるべし。
この人れす。
プールと洗眼
日頃運動としてプールに行っている人は結構いるだろう。また水泳教室にお子さんを行かしている人も結構いる。そんな方々のためにちょっとした話題を。
「日経メディカル」最新号から。
学校などではプール水泳後に感染や塩素による眼障害を防ぐため洗眼を勧めているが、水道水洗眼は角膜を傷害し、眼保護にはゴーグルを着用することが望ましいことが慶應大学眼科グループの研究で分かった(第63回日本臨床眼科学会)。
63人の健常被験者をゴーグル装着群と非装着群に無作為で分け、さらに各群を(1)水泳後に水道水で洗眼(2)生理食塩水で洗眼(3)洗眼せず──の3群に分けた。1時間の水泳前後で、視力、眼圧のほか、生体染色、アンテリオールフルオロメトリー(AF)などの検査を行った。
その結果、ゴーグル非装着群では、水泳直後の生体染色スコアとAF値が、水泳前に比べて有意に増加しており、角膜上皮の障害が示唆された。また、生体共焦点顕微鏡検査の所見でも角膜上皮の表層細胞が脱落していた。一方、ゴーグル装着群では水泳前後での所見の変化はなかった。
さらに水泳後の洗眼について、各群で比較したところ、ゴーグル装着群、非装着群ともに角膜障害の程度に関して有意差はなかった。だが、ゴーグルを装着して水泳後に水道水での洗眼を行った群の中で、生体染色スコアおよびAF値が著しく増加していた人が2人おり、水道水でも眼表面の障害が起きる場合があることが示唆された。感染は認められなかった。
とりあえずプールで泳ぐときはゴーグルをしましょう。水道水での洗眼はダメ。生理食塩水での洗眼と洗眼なしは、角膜への悪影響はなかったようである。
塩素は結構アレルギーを惹起する。僕は一時プールによく行っていた時、アレルギー性鼻炎になったことがある。また塩素は元来無味無臭であり、特有の匂いを発しているときは(プールに行くとほとんどそうだけど)、既に汚物と反応しているのである。おぉ、なんてこったい!
ぐっとプールに行く気のなくなる話だが、捜せば塩素消毒でない無臭のプールがある。そこでゴーグルをして泳ぐのが一番安全。手間のかかることではある。まぁ目下のところ、僕は打ちっぱなしの方に行ってしまうけどね。
こういうプールもある(らしい)
スターを救え!
エンゲル係数というのがあります。家計に対して食費がどれくらいを占めているかという割合で、大食らいの思春期の子供なんかがいると跳ね上がる。昔高度成長期時代は我が家のエンゲル係数なんて話題がよくあったもんですが、昨今のダイエットブームで、もうこんな指標もあることさえ忘れられているような。
大阪の天王寺動物園でエンゲル係数を跳ね上げている動物は何か?
象?ライオン?ひょっとするとカバだったりして・・・とか思うでしょう。正解はなんと!コアラです。6匹いるコアラの年間の食費はなんと9400万!!1匹1500万円以上!日本人の平均年収では養えまへん。動物園にいる他の動物の全部の食費を合わせたより多い。
そんなに食ってるようには見えん。そのとおり。コアラが食べるのはユーカリの新芽なのですが、これが日本には自生していない。故に7箇所の農園(沖縄とか関西に点在。台風でダメになったりしないようにリスクを分散しているわけだ)に委託して栽培している。しかもコアラは母親と同じ種類のユーカリ(何十種類もある)しか食べないため、6匹各々に調整するためよけいコストがかかる。
この費用は何とかならんか?と市で問題になっているそうですが、栽培費用は今まで何度も抑えられており、現在がぎりぎりのところだそうです。コアラには何の罪もない。むしろいい迷惑です。食費を抑えろという声に飼育係のおっちゃんは「死ねということですがな!」と声を荒げられておられました。お気持ちはもっともです。
僕は何を言いたいのかな?ニュースで1回見てびっくりしたのでご紹介したのですが、この解決策に興味があるのです。視点を変えればどこにでもありそうな問題で。あなたが園長ならどうする?
どこかに差し上げて匹数を減らす(しかしコアラを飼育しているどの動物園も飼育費で悩んでいるらしい)
オーストラリアに帰っていただき別の安上がりのスターを捜す(情けない)
ユーカリに変わる別の飼料を開発(こっちの方が金がかかりそうだ、うまくいけば大コアラ園も夢でないが)
危機を訴えコアラ基金を募る(どれだけ集まるか?)
このままずるずる(ありそう)
うーむ・・・
何とかしてけれっ!
MBT
MBTシューズを買いました。
なんですか、MBTって? という貴兄に説明しよう。MBTはマサイ・ベアフット・テクノロジーの略である。
マサイ? そう、マサイ。
マサイ族というのはなんか身体能力最高という事を説明する場合によく出てくる気がしますが、あのアフリカの民族です。真っ黒でカラフルな衣装を着て槍を持って直立しているというイメージがある。彼らは関節のトラブル、腰痛等皆無だそうです。
ほんとかいっ?って気もしますが彼らは非常に関節に負担の少ない歩き方、立ち方をしていて、それを、マサイ民族の裸足の感覚を再現しようというのがこのシューズの目的らしい。学問的なエビデンスも多く、前から気になっていました。スイス人のエンジニアの開発です。
近くの専門店に行く。歩き方を見てもらい、シューズを選んで30分ほど歩き方のコーチを受ける。歩き方にちょっとコツがいる。最初は筋肉痛が出るので1日15分以上履くなとのこと。普通の靴のように踵は高くなく、土踏まずを中心にお椀のように丸くなっていて、そこに乗っかるような感じで歩く。武道をスポーツや介護に応用していることで有名な甲野善紀氏は一本歯下駄(高下駄)に乗ることを推奨していて、これで腰痛が無くなった、こけなくなったという話を読んだことがあるのですが、これか、と思う。
買って1週間くらいになるのですが、ほぼ毎日履いています。プロダクツとしてもとても良く出来ていて(ちょっと高い)、これしか履かないという人がいるのもわかるなぁ。認知度も高いようで、本部のO嬢も「どこで買ったんですか?」とすぐ気がついていました。
今日はMBTを履いて、カーツを着用して1時間近く散歩する。
明日起きれるか心配である。
7割は弱気
神経伝達物質のセロトニンは最近いろいろ注目度が高い。
欝病では脳内のセロトニン不足が指摘されており、それの再取り込みを抑えてセロトニン濃度を上げることでうつ病を治療するSSRIは治療薬のファーストチョイスとなっている。アメリカではハッピードラッグとかとも言われている。セロトニンは心の平静さとか安寧だとか、そういうのに関係するのだ。また同じ意味で神経質さにも関係するといわれている。
セロトニン・トランスポーター遺伝子というのがあって、これはセロトニンの伝達に関係する遺伝情報が書き込まれた遺伝子である。当然、その変化はセロトニンのもたらす精神状態に関係する。この遺伝子は神経質さ、不安に特に関係することがわかっており、別名不安遺伝子ともいうのだ。
L型とS型があり、血液型みたいなものであるが、その組み合わせは神経質度に深く関係する。SS型は弱気で臆病、神経質。LL型は楽天的で強気。SL型は中間。
アメリカ人はSS型は20%程度だが、なんと!!日本人は70%がSS型らしい・・・うなずけるよなー。欧米の研究者にとって日本人は生まれつき臆病というのが定着しているとある本に書いてあった。いわゆる引きこもりは日本と韓国でしか認められないというのも関係しているのかもしれない。
でもね、もともとの遺伝子がどうであろうと環境によりその表現は変化するのだ。その影響の割合は4:6で環境が強いといわれている。遺伝子は参考、本命はやる気であります。だから生きる意味があるのだ。別に無理して強気になる必要はないけどね。
こうなっとる(らしい)
We are not alone.
昔僕の友人が、「この地球上の空気には今まで亡くなった人の分子がすべて含まれている」と言った。火葬された人の分子は風に混じって循環し、いま吸っているこの空気の中にも含まれている、君のお父さんの身体の一部も、と言った。僕はそれを聞いてちょっと感激したのである。実際どの程度かわかんないよ、でも、本当にごく僅かでも含まれている可能性はあると考える方が科学的じゃないか。
で、実際に計算した人がいたのである。
国立循環器病センター研究所名誉所長の菅弘之先生である。先生は循環器の領域で数式を駆使して循環生理学において素晴らしい業績をあげられた方である。
ひとりの遺体が火葬されると500g前後の遺骨や遺灰を除いてすべての物質が燃焼し大気中に広がる。人体構成物質は分子で見ると65%が水、16%が蛋白、13%が脂肪、5%がミネラル、1%が糖質。それらは酸化分解され水蒸気、炭酸ガスなどになって大気に混ざる。遺体の体重が60kgだとそれらの元素の原子数は一番多い水素が3.5X10の27乗、全部合わせると5.7X10の27乗になる。地球上の大気の総量は5.3X10の21乗Kg、原子数でいうと合わせて2.2X10の45乗。この大気全体の原子数の中に遺体の原子数が均等に混ざると、大気1リットル中に14万個が故人に由来する原子数となる。1回の呼吸で0.5リットルの空気を吸い込むので7万個も含まれていることになる。
海水1リットル中に20mlの大気が溶けているが、先ほどの計算をすると200リットル位の浴槽分の海水に故人に由来する原子数は50万個くらい存在し、海水浴をすると遥かに多くの原子が身体をすり抜けていくことになる。
人が生きていく上で排泄したり排尿したりして原子は循環し、また取り込まれたりして、いうなれば輪廻転生を繰り返している。僕たちが生きているこの地球上には、今まで人間だけでなく、過去も現在も存在するすべての生物の原子が漂っており、それらみんなと共に僕たちは生きているのである。あぁ、眩暈がする。
勇気が出るではないか。We are not aloneなのでござる。
ここからですね。
When I’m 64.
日経メディカルをパラパラとめくる。結構面白い記事が多いので好きなのだが、先月号は読んだっけ?情けねーと反省し、まずは今月号から。
と思うと気になる広告が。おぉ!パワースーツじゃないか!「ロボットスーツHAL」と書いてある。遂にでたか・・・
HAL(Hybrid Assistive Limb)とは、体に装着することによって、身体機能を拡張した
り、増幅したりすることができる世界初のサイボーグ型ロボットです。
人が筋肉を動かそうとしたとき、脳から運動ニューロンを介して筋肉に神経信号が伝わり、筋骨格系が動作しますが、その際に、微弱な生体電位信号が皮膚表面に漏れ出してきます。HALは、装着者の皮膚表面に貼り付けられたセンサでこの信号を読み取り、その信号を基にパワーユニットを制御して、装着者の筋肉の動きと一体的に関節を動かすのです。これによって動作支援が可能になります。
HALの応用分野は幅広く、福祉・介護分野における身体機能に障害がある方への自立動作支援、介護支援をはじめ、工場などでの重作業支援、災害現場でのレスキュー活動支援、エンタテイメントなど、幅広い分野での適用が期待されています。
だそうである。リースできるようだ。でもエンタテイメント?なんに使うの?対戦ゲーム?
面白い世界になってきたなーと思う。現実はSFを追う。あと10年経つと世界は今と大きく変化している、多分。進み方に加速がかかっている。僕が64歳になる頃は、ビートルズのように「頭が薄くなっても僕を好きでいてくれるかい?」とはまるで違う歌詞になる。「身体の3分の1が機械でも僕を好きでいてくれるかい?」・・・うーむ。ロマンチックの概念も進化しないといけないな。
下手な写真ですまぬ。
大阪人
この前医師会の会合があったとき、城東区の区長が来られていて「大阪人」の宣伝をされた。情報誌なのだが2月号は城東区の特集ゆえ。雑誌名はなんとなく聞いたことあるといった程度の認識だったのだが、近くの先生に聞くと「あっ、うち取ってるで」とか「よく本屋で立ち読みする」とか、おお、全然違うぞ。居住地の違いか?皆さんどうでしょうか?
特集号のタイトルは「城東区の上等」である・・・オヤジギャグ?・・・。出版は大阪都市工学情報センターというところであった。やっぱりね。ここは100%大阪市が出資している。HPによると「都市工学や地域情報など多様な情報の発信、蓄積された情報を活用した調査・研究、産学公民ネットワーク形成と情報の交流」が業務のようで、いわゆる街づくりのソフトに関連しているところみたいだな。
あまりファミリアではないが、こういう公のところは豊富な資金(多分民間よりは)を使い、結構内容のある情報を持っている。センスはないが。有効な利用の仕方を考えるべきだと思った。
でも「大阪人」城東区特集はなかなか面白い。おお、なかなかおしゃれな店ではないか、といったレストランの紹介や知らない歴史など、情報誌ではあるのだが全般に軽薄度が薄く、若い女性向き商業誌とは違って好みである。俺もオヤジか?
バックナンバーを見ると他に興味あるやつもある。少しチェック。城東区特集号はクリニックの待合に置いてある。興味のある人は受診するように。
ヴィヴィカムで撮りました。失敗です。
スパイ ハズ カム!
なんたる陽気だ。ウソだろー。今朝は14℃。思わずオープンにしたくなるがまだ早い。朝の生暖かい風とともに小さな虫が車の中に入ってきた。春みたいね・・・なんぞと思っているとこんなニュースが。
アメリカ国防省の委託によりいくつかのアメリカの大学が生きた昆虫の遠隔操作の実験をしており、カリフォルニア大学バークレー校はカブトムシの遠隔操作に成功した。カブトムシは3gの重さに耐えられる(チップとかを積むのだ)、カッコいい、というのが選択の理由。ミシガン大学はカナブンや蛾に成功しており、このような電子機器を用いて昆虫を操るのは、スパイとしての使用が念頭に置かれている。HI-MEMS (Hybrid Insect Micro-Electro-Mechanical Systems) と総称する。鼠や鳩のサイボーグ化も進んでいるとのこと(http://wiredvision.jp/news/200901/2009012922.html)。
びっくり。完全にSF映画である。戦争は科学を進歩させる、でもなー。牧歌的な世界はどんどん遠ざかる。そんなに監視してどうする。面白いけどiPS細胞のニュースみたいに明るくなれないぞ。
もう稼動してたりして。春になって昆虫が目の前を飛び回ったらよーく見てみよう。アンテナが立ってるかもしれないぞ。made in Japanだったりするんだなぁ、これが。










